大変に素晴らしい質問です。神は一人一人の人格や決断を無視なさる方ではありません。神は、強制的に誰かを天国に入れることはなさいません。

まず、あなた自身が救われたいと願う必要があります。 次に、自分の罪深さを認め、自分で自分を救う善良さも力も、自分の中にないことを率直に認めることです。これを悔い改めと言います。

そして救われるために必要なことは、「信仰」です。イエス・キリストが、十字架と復活の御業に基づいて、私の罪を赦し、地獄から救うことが出来る方だと信じることです。イエス・キリスト様は、あなたの罪を赦し、神の子どもにし、天国まで導き入れることが出来ます。

その上で、主イエス・キリスト様に「救って下さい」と心から求めて下さい。「主の御名を呼び求める者はみな救われる」（ローマ十章十三節）のです。行いは必要ありません。信仰です。神は完成された救いを用意されて、プレゼントとして与えようとしておられます。信仰のみが必要です。

「この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」（エペソ二章八節～九節）

神の御言葉が救いを約束しています。救って下さるのは神です。教会や牧師があなたは救われたと保証するのではありません。ですから、神の御約束の確かさが私たちの救いの保証です。

「聖書はこう言っています。『この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。』」（ローマ十章九節）

まず神があなたを救いたいと願っておられることを覚えてください。次に救いとは、自分で自分を変えていくことではありません。人間は生まれながらの罪人であり、その罪深い性質を変える事はヒョウがその斑点を変えることくらい不可能なことです。

しかし、神は、神の御子イエス・キリストを信じるすべての人に「永遠のいのち」を下さいます。

羊は、肉を食べたいのに我慢して牧草を食べるわけではありません。羊は牧草を食べたいのです。また羊飼いを信頼しているので、ついて行くのです。

神は、神を愛する命、汚れを憎み、きよさを愛するいのちをくださいます。さらに新しいいのちを力づける聖霊を、神はお与えくださいます。

神を信じる者に与えられる聖霊が助けて下さって、信じるあなたは神に従わせてくださいます。そして神を愛する愛やクリスチャンたちを愛する愛も与えてくださいます。

サマリアの井戸のそばで、主イエスキリストは言われました。

「この水を飲む人はみな、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」（ヨハネの福音書四章十三～十四節）