メッセージ

生まれてきた意味・目的は?
「あなたが生まれてきた目的は何ですか」あなたはこの問いにどう答えますか? 「〇〇大学に入りたい」「彼女を作りたい」「〇〇という国家資格を取りたい」「海外留学をしてみたい」―これらは確かに目標ですが、もっと根本的な問いがあります。 「あなたが生まれてきた意味、生きる目的とは何でしょうか?」鉛筆は何かを書くために存在します。字を書くため、小説を書くため、デッサンに使われることもあるでしょう。しかし、根本的には「書くため」に作られたものです。 では、あなたの「目」は何のためにあるでしょうか?―「見るため」です。「耳」は?―「聞くため」です。「口」「手」「足」は?―それぞれの役割があります。その集合体である「あなた」は何のために存在しているのでしょうか? 答えはすぐに出てきましたか?
的外れな人生
聖書の原文に使われたギリシャ語やヘブライ語では、「的外れ」のことを「罪」と言います。例えば、弓を射る射手が的を外したとき、「罪を犯した」と表現するのです。 聖書が語る「罪」の根本的な意味は、「的外れな人生」です。自分が何のために生まれてきたのか、生きる目的がわからず、死後の行き先すら知らないまま生きること。それこそが「罪」なのです。 あなたが今していること―「何を勉強するか」「どんな仕事をするか」「どこに住むか」「誰と結婚するか」「何を食べるか・飲むか」―これらはすべて、本来の目的の「手段」にすぎません。 では、これらの手段の先にある根本的な目的とは何でしょうか?
創造主なる神のご存在
それを考えるには、天地創造の神の存在を認識する必要があります。鉛筆が「書くため」に作られたように、人は神によって命を与えられ、神のために造られました。神は人をご自身の愛を注ぐために創造されたのです。 赤ちゃんが母親に抱かれて幸せを感じるように、人は神によって導かれ、愛されるために存在しています。また、人は神の素晴らしさを探求し、喜ぶために生まれてきました。自然の美しさを描く画家、人体を調べる学者や医者―それぞれの目的を 持っています。しかし、最も根本的な目的は、「神の愛を喜ぶこと」です。的を外した矢が無意味であるように、神を敬わない生き方は無意味であり無価値です。その結果、貪欲、悪意、人を侮ること、不誠実などの罪が入り込みます。 罪の結果は、堕落、死、そして死後の裁きである地獄です。地獄とは「神から捨てられた場所」です。人が神を捨てるならば、神もまたその人を拒絶されるのです。
神の愛
しかし、神は罪の深みに落ち、どう生きて良いかわからない私たちのために、救い主を送ってくださいました。それが主イエス・キリストです。
「人の子は失われた者を探して救うために来たのです。」
新約聖書ルカの福音書19章10節
イエス・キリストは、迷い、目的を見失ったあなたを、愛なる神のもとへ連れ帰るためにこの世界に来てくださいました。そのために、神とあなたを隔てている罪の問題を、十字架によって解決してくださったのです。 イエス・キリストは、あなたの罪を背負い、身代わりとなって十字架で裁きを受けました。そして三日目の復活をもって、罪の清算が終わったことを証明されました。キリストは今も生きておられる救い主です。 もしあなたがキリストのもとに来て、ご自身の主・救い主として受け入れるならば、あなたは救われます。
神様の救い
しかし、真の神は、私たちを愛しておられるので、私たちのために、この地獄に行かずに、永遠の神の国に入る道を備えてくださいました。今から、およそ二〇〇〇年前、ユダヤのエルサレム郊外に、十字架が立てられました。その十字架の上に、イエスという人が釘付けにされたのです。この方が、何か重罪を犯したからでしょうか。そうではありません。この方に全く罪はありませんでした。しかし罪のない方が十字架で裁きを受けて下さったのです。イエス・キリストは、処女を通してこの世界にこられた神の御子です。その目的は、十字架の上で私たちの罪を全て御身に負い、私たちの身代わりとなって、罪のさばきを受けるためでした。そして、罪人のための救いの業を成し遂げて、死後三日目に、永遠に死の力を打ち破って、復活されたのです。このことにより、イエス・キリストこそ、真の神が私たちのために遣わされた救い主であること、またこの救い主を信じる者に神が罪の赦しを与え、永遠に天国で生きることを許してくださることが明らかにされたのです。神は全ての人に次のように宣言されました。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたを休ませてあげます。」
新約聖書マタイの福音書11章28節
あなたがキリストのもとに来るとき、あなたは真の平安と生きる目的を見出すのです。 聖書に関心のある方は、ぜひ同封のはがきやQR コードのリンクなどで続きをお読みください。また、聖書についてもっと知りたい方は、教会にお越しください。