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私たちは聖書を一貫して文字通りに受け取るディスペンセーション主義に立っています。

神について

  1. 神は全宇宙の創造主であられ、唯一の、永遠、遍在、全知全能の絶対者であられる。
  2. 唯一の神は父なる神、御子なる神、聖霊なる神の三位一体であられる。
  3. 御父、御子、聖霊は本質、能力、御性質、御目的において全く一致し同等であるが、この三位一体の中にはご謙遜さと三位相互間の愛のゆえに、御子は御父の栄光を求め、聖霊は御父と御子の栄光を求められる秩序がある。
  4. 御子なる神は処女マリヤの胎を通して人となられ、イエスという名をとられた。従って主イエスは完全なる神性とともに完全な人間性もおとりになった。
  5. 主イエスは十字架上の御死をもって全ての罪人のために完全なる贖罪を成就された。
  6. 主イエスは死後三日目に、肉体をもって復活された。
  7. 主イエスはその栄光のからだをもって天に帰られ、今御父の右に着座しておられる。
  8. 聖霊は永遠、全知全能の神であられる。
  9. 聖霊は現在地上にて、たましいの救済、キリストのからだと呼ばれる教会の完成、キリスト信者の保護のための働きをしておられる。

聖書について

  1. 旧新約聖書六十六巻は原典において聖霊による霊感の書であり、完全、無謬、無誤である。
  2. この聖書以外には、現在にも未来にも神からの直接的また間接的啓示はない。

悪魔と悪霊について

  1. サタンは元は御使いのかしらとして造られたが堕落して神の敵となった。
  2. 悪霊はサタンとともに堕落した御使いである。
  3. サタンも悪霊も人格的存在である。
  4. サタンも悪霊も世の終わりにはさばかれ、火の池に投げ込まれ、そこで永遠に苦しめられる。

神の摂理、ご計画について

  1. 神のすべての御業の目的は、ご自身の栄光を現すことである。
  2. アブラハムの子孫であるイスラエル民族は神の特選の民である。
  3. 神はイスラエル民族のための計画と教会のための計画の二つの異なった計画を持っておられる。
  4. 神がアブラハムと結ばれた契約、モアブの野での契約(別名パレスチナ契約)、ダビデ王と結ばれた契約はすべて、キリストの地上再臨によって実現されるキリストの王国において文字通りにイスラエル民族のために成就される。
  5. 教会時代は、キリストの復活の後の最初の五旬節の日に聖霊が降臨された時から始まり、キリストの空中再臨で終わる。
  6. キリストの空中再臨の時、真の信者は、どのような状態にあっても、全て天に引き上げられる。
  7. 空中再臨のためには前兆はない。キリストは何時でも再臨しえる。
  8. キリストの空中再臨の後に七年間の患難時代が来る。
  9. 患難時代に、神は、真のキリストを拒み、悪魔のキリストを受け入れた異邦人世界に激しい怒りを注がれ、にせキリストを受け入れ、その偶像を拝んだイスラエル人に対して彼らの先祖が御子を十字架につけた罪に報復される。神は選ばれたイスラエル人に悔い改めを与え、主イエスキリストを信じる信仰を与え、キリストを信じ受け入れる異邦人にも救いを与えられる。
  10. キリストは、患難時代の終わりに選ばれたイスラエル民族をにせキリストの手から救うためにオリ-ブ山の上に再臨される。
  11. キリストの王国は1,000年間である。
  12. 千年の王国の後、旧創造の宇宙は消され、新しい天と地が創造される。そして天にある新しいエルサレムの都が新しい地の上に下ってくる。

救いと裁きについて

  1. キリストの十字架上の死は全人類のためであった。
  2. 救いは行ないによらず、ただ神の恵みによりキリストの血による全き贖いを信じる信仰による。
  3. キリストを信じた者は永遠のいのちを与えられ、決して救いを失うことがない。
  4. キリストを信じた者は地獄でのさばきから救われただけでなく、堕落からも救われている。
  5. キリストを信じた者は、天地の創造の前から、神の恵みにより信じるように選ばれていた。
  6. 今の時代には、キリスト信者は肉体の死後、直ちにキリストのおられる天に行く。
  7. キリストの空中再臨の時、教会時代に死んで信者のからだは栄光のからだによみがえらされ、その時生きている信者はキリストを同じ栄光のからだに変えられる。
  8. 旧約時代の信者のからだと患難時代の信者の中の死者のからだは、キリストの地上再臨の時よみがえらされる。
  9. 人は地上で生きている間にキリストを信じなければ救われない。
  10. 不信者は、たとえ地上で生きている間に福音を聞く機会がなくても、死後に救いの機会はない。
  11. 不信者は肉体の死後、直ちにハデスの「苦しみの場所」に入れられ、そこで苦しむ。
  12. 千年王国の終わりに全ての不信者はハデスから出され、彼らのからだもよみがえらされ、大きな白いさばきの御座の前で彼らの地上での行いに従ってさばかれ、永遠の火の池(ゲヘナ)に投げ込まれ、そこで死なない肉体をもって永遠に苦しむ。

教会について

  1. キリストの復活の後の最初の五旬節の日に降臨された聖霊によって地上に形成された教会は、キリストのからだと呼ばれる。キリストがそのかしらである。
  2. 教会はキリストの空中再臨によって天に引き上げられる。
  3. 教会はキリストの花嫁であり、花婿でいますキリストと、神の祝福の共同相続人である。
  4. すべての真のキリスト者は、最初にキリストを信じた時、聖霊によってこのキリストのからだにバプテスマされる。
  5. 各地方教会はキリストのからだである教会の可視的表現である。
  6. 各地方教会には黙示録第二,三章で御使いと呼ばれる、特別に責任が託された者がいなければならない。
  7. 各地方教会には長老、執事が責任者によって任命されなければならない。
  8. 各地方教会はキリストによって直接的に支配され、いかなる人間組織からも独立しているべきである。

賜物について

  1. 現在には使徒と預言者は存在しないし、存在してはならない。
  2. 異言の賜物は使徒時代には聖霊が信者に与えられたしるしとして存在したが、現在は存在しない。
  3. 使徒時代に、使徒としてのしるしとして行なわれたいやしと奇跡は、現在存在しない。
  4. 聖霊は現在でも教会の中で、また教会を通していやしと奇跡を行ないえるが、それは使徒としてのしるしではない。
  5. 現在、いやしや奇跡を自由に働かせる賜物を持った者は存在しない。
  6. 預言とは、すすめ、励ましのためにみことばを語ることである。
  7. キリスト信者と教会には全世界に向けて福音伝道の使命が与えられている。
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