異端組織  の代表



1. エホバの証人(略称JW.ORG)

【彼らの特徴】

・二人組で家々を訪問する。彼らは自分たちの集う場所をキリスト教会とは呼ばず、王国会館と呼ぶ。

【教えの点での重要な誤り】

・エホバの証人の組織を通さなければ救われない。
・信仰のみによっては救われない。行いが必要である
・「新世界訳」というエホバの証人独自の聖書を作って、自分たちの教えに合うように改ざんしている。

【組織について】

・1870年代、アメリカ人のチャールズ・ラッセルによって作られた新興宗教。
・世界で870万人の会員を持つ。

【社会的な問題】

・輸血拒否による児童死亡・・・1985年、当時10歳の男の子が交通事故に遭い、輸血をすればいのちが助かる状態であったにもかかわらず、エホバの証人の教えにより、輸血を拒否。その男の子は死亡。滅びをもたらす異端の実例。

2. モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)

【彼らの特徴】

・二人組で短髪、白いワイシャツの恰好でマウンテンバイク(自転車)で活動。

【教えの点での重要な誤り】

・モルモン教の組織を通さなければ救われない。
・聖書は不完全であり、聖書以外に神の書物は三つあると主張。特に「モルモン経」こそ確かな啓示の書物であるという。
・三位一体の否定。実質的に多神教。

【組織について】

・1830年代、アメリカ人のジョセフ・スミスによって作られた新興宗教。
・世界で1630万人の会員を持つ。

【社会的な問題】

・1987年まで、アメリカインディアンなど肌の色の濃い人たちについて、神を拒んだゆえに精神は堕落して、その結果徐々に肌の色が黒くなったと教えていた。

3. 統一協会(世界平和統一家庭連合)

【彼らの特徴】

・韓国ソウルで信者たちの合同結婚式を行う。統一協会を名乗った正攻法の活動を行うことはほとんどなく、アンケート調査、サークル活動、ボランティア活動などで勧誘することが多い。

【教えの点での重要な誤り】

・教祖である故・文鮮明が、再臨のキリストであるという。
・イエス・キリスト様を、神の御子とせず、理想的な人間とする。そしてイエス・キリスト様が成就できなかったことを文鮮明がなしとげたと主張する。
・「原理議論」を神のことばとする。

【組織について】

・現在は、悪名高い「統一協会」という名称から「世界平和統一家庭連合」に名称変更。
・1950年代に韓国で文鮮明によって作られた新興宗教。会員数300万ほどと言われている。

【社会的な問題】

・韓国ソウルでの集団結婚式、霊感商法などが非常に大きな社会問題となりメディアでも多く取り上げられた。
・隔離、食事管理、睡眠管理等のカルト的洗脳方法で信者をマインドコントロールする。

4. カトリック教会

【彼らの特徴】

・自分たちを「カトリック(正統派という意味)」と呼ぶ世界最大の異端。大きな政治的権力と財力を持つ。マリア礼拝、聖人礼拝などの偶像礼拝を行う。華美な大聖堂、ステンドグラスなども特徴。

【教えの点での重要な誤り】

・偶像礼拝をおこなう。またマリアを永遠の処女と崇めマリアに祈る。
・聖書の否定。聖書六十六巻に、外典を加えている。またローマ法王の公の発言は、たびたび修正されているにもかかわらず、神の言葉であると主張。
・カトリック教会を通さなければ救われないと主張。

【組織について】

・非常に古い組織で、世俗の権威を持ち、ヨーロッパの歴史に大きな影響を与えた。ほぼ全世界に支部を持ち、会員数は12億人にのぼると言われる。

【社会的な問題】

・歴史的に見れば、クリスチャンを最も迫害し、殺害したのはカトリック教会である。その数は総計2千万人にも上るとも言われる。

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