② 救いとは何か 

「ただ信ぜよ」という有名な聖歌があります。

かつて、戦後間がない時期には、路傍で宣教師たちがマイクを握り、そしてクリスチャンたちが「ただ信ぜよ。ただ信ぜよ。信じる者は誰も皆救われん」と歌い、多くの人が聞き入っていた時期がありました。

「信じる者は誰でも救われる」と聖書が語る救いは、何からの救いでしょうか。


それは、死後のさばきである「地獄」からの救いです。


聖書は、「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」と語っています。


人間には二つのことが定まっています。一つは、死ぬこと、もう一つは、死後にさばきを受けることの二つです。死後のさばきとは地獄です。地獄は、永遠に火の燃えさかる池で、罪に対する神の激しい怒り、嫌悪、呪いが、悪魔と罪人とに下される場所です。地獄は永遠であり、一度地獄に行くならば、決してそこから逃れる方法はありません。


しかし神は、罪を犯した人間をなおも愛しておられます。そしてどんな罪人でも、地獄に行くことがないように、信じる者に罪の赦しを与えて下さるのです。


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