罪に対して罰があるのは正しいことですし、そうあるべきです。ですから、収賄をした政治家がその立場を利用して、裁判すら逃れてのうのうと生きているのを見ると腹が立つのです。
私たち人間の全てが多くの罪を犯していることは、ごまかしようのない事実です。正しい神が、私たちを裁かれるのは当然です。
しかし、神は驚くべきことをしてくださいました。ご自身の御子を、処女を通してこの世界に人間として遣わされたのです。それが主イエス・キリストです。そして神は、私たち人間の犯したあらゆる罪を、主イエス・キリストに負わせ、私たちは裁く代わりに主イエス・キリストを裁かれたのです。それが十字架刑でした。
罪のない御方が、私たち罪人の身代わりに裁きを受けて下さったのです。そしてイエス・キリストは十字架の上で「完了した」と罪の精算が終わったことを大きな声で宣言して下さいました。
さらに神は主イエス・キリストを三日目に死者の中からよみがえらせ、十字架で死なれた主イエス・キリストこそ、罪と死の問題を完全に解決された救い主であることを公にされました。死に打ち勝った復活のいのち、永遠のいのちがこの方にあることを示されました。