「人身御供」とは、神々の怒りをなだめるために、いけにえとして人間をささげることです。この悪魔的な儀式は全世界で行われてきました。一四世紀頃のメキシコで栄えたアステカ文明では、生きている人の胸を刃物で切り裂き心臓をえぐりだして神々にささげていました。犠牲になった人々の頭蓋骨を何百も積み上げて作ったスカルタワーなる塔が発掘されています。このおぞましいホラー映画のような偶像礼拝の儀式の背後に悪魔がいることは明らかです。悪魔は、人の魂が自分にささげられることを望んでいるからです。
皆さんは、人身御供と自分とは関係がないと言わないでください。日本でも少女が神々に対するいけにえとしてささげられたという話が各地の神社仏閣に残っています。それらの神社仏閣に今も参拝する人が大勢います。
人は自分の罪を知っており、死後の裁きを恐れているのです。「人身御供」は、偶像に罪の問題の解決を求めた結果をよく表しています。皆さんは、偶像礼拝と決別し、まことの神に立ち返って下さい。